イヌトウキとヒュウガトウキの違い!

イヌトウキとヒュウガトウキの違い!同じモノなのか

以前は同じものだと思われていた「イヌトウキ」と「ヒュウガトウキ」ですが、それが近年、研究により事実が判明しました。

 

二つは非常に類似している近縁だということです。

 

そこで、二つの植物の違いに注目してみました。

 

イヌトウキとは

イヌトウキは、学名が「アンジェリカ・シコキアーナ・マキノ」と言います。セリ科の植物で、近畿・四国・九州と、広い範囲に渡って自生しています。

 

高さは50〜80センチほどで、川の付近や岩肌にしっかりと根を張って育ちます

 

葉の形も成分も、ヒュウガトウキとは異なります。葉は厚めで光沢はありません。

 

アミノ酸・ビタミン・ミネラルなどを多く含み、また、ヒュウガトウキにも含まれているクマリン系化合物YN-1も含みます。大凡4〜5年で成長し、特に根元にたっぷりとYN-1などの栄養分が含まれているとか。

 

ヒュウガトウキとは

ヒュウガトウキもセリ科で、学名が「アンジェリカ・フルキジュガ・キタガワ」と言います。実は、ヒュウガトウキの方が原種として考えられているんですよ。

 

原産地は、宮崎県。霧島山系の非常に限られた場所にのみ自生していて貴重なものです。

 

陽があまり当たらなく霧が深い場所で育ちます。北向きの断崖絶壁の岩にどっしりと根を張り、栄養をグングンと吸い込みます。大きく成長し、約2mくらいまで伸びると言われています。約3年で枯れ、新しい芽が育っていきます。

 

ヒュウガトウキのほうがクマリン系化合物YN-1を多く含有しています。

 

YN-1は、抗菌化作用があり、インスリンの働きを強くする作用がありますので、血糖を細胞まで取り込み血糖値を下げてくれます。糖尿病の予防や改善に大いに力を貸してくれ、とても心強い成分です。そんなYN-1は3年目の葉に多く含まれているとか。

 

どちらも厳しい環境で育った、栄養分豊富な植物

研究が進むまで、同じ植物だと思われていたイヌトウキとヒュウガトウキ。どちらも厳しい環境の中でしっかりと根を張って育ち、大きくなっていきます。そして、たっぷりの栄養を蓄え、私達の健康を保つために力を貸してくれます。

 

ヒュウガトウキもイヌトウキも、人間の手で栽培した場合、育った場所の土は何年も使用できなくなるほど栄養が吸収されてるとも聞きます。それだけ大地の恵みをしっかりと吸い込み、蓄え、成長していくのですね。

 

そんな二つの植物が、健康を維持するために効果が出ないわけがありませんよね。長生きの手助けをしてくれるイヌトウキとヒュウガトウキはとても頼もしい植物と言えます。